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LoRaWANの活用事例・ユースケース

用途に合わせたLoRaWAN®デバイス機器と、IIJの通信/クラウドサービスを組み合わせて様々な課題を解決。実際の事例をご紹介します。

※ ここで紹介する事例の他、ワクチン職域接種で保管冷蔵庫の温度管理・異常のお知らせなどにも使われています。

食品:冷蔵庫・冷凍庫・冷ケースの温度管理

HACCPの衛生管理に則り、冷蔵庫・冷凍庫・冷ケースの温度管理を自動化、遠隔可視化し、業務工数を削減。リテールや工場等の大規模施設ではLoRaWAN®を使うことで効率的な無線ネットワークを構築しました。

食品:冷蔵庫・冷凍庫・冷ケースの温度管理

課 題

  • 衛生管理工程の1つである、食品保管時の温度管理についても効率的に実施・運用したい
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効 果

  • 紙台帳への記載作業の人工削減
  • 冷蔵庫巡回作業の撤廃
  • 温度記録の記入漏れ・記入ミスの回避
  • 記録用の紙台帳の撤廃

物流:低温保管品の温湿度管理

物流倉庫にて低温保管品目の温湿度管理を自動化・遠隔可視化し、IIJのモバイル閉域網でセキュアにセンサーデータを送信。統合運用管理サービスで異常時に音声通知し、異常をいち早く察知するなど、センシングから可視化画面までを一貫して提供しました。

物流:低温保管品の温湿度管理

課 題

  • 一定の温度内で保管しないといけない商品を預かっていて、現状主導で温度確認を行っているが自動化かつ遠隔で状況確認したい
  • 異常値が計測された場合はメール通知だけでなく、音声による通知もしてほしい
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効 果

  • 粒度の細かい温度測定が実施可能となった(導入前は1日に3回の温度チェック、システム導入後は10分に1会の温度自動測定)
  • 音声通知も組み合わせることにより、万が一の温度異常時にもいち早く対応

施設管理:設備の稼働状況や環境可視化

商業施設やホテルなど、ビル設備の稼働状況や空気環境を可視化。LoRaWAN®を利用して効率的な無線ネットワークを構築するなど、センシングから可視化画面までIIJが一貫してシステム提供しました。

施設管理:設備の稼働状況や環境可視化

課 題

  • ビルマネジメントの観点で各設備の稼働状況やテナントの温度やCO2環境を可視化したい
  • 設備の稼働状況から事前に設備の老朽化を察知し、故障前にメンテナンス作業を実施したい
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効 果

  • CO2濃度より換気を実施しべきタイミングを把握
  • フロアの温度・湿度を把握し、買い物客、宿泊者といった顧客へ快適な環境を提供
  • 機器稼働状況から事前の設備メンテナンス計画の提案、実行

農業:水田の水管理

IIJが自社でセンサーを開発。水田の水管理を自動化し、農家の作業省力化や品質の安定化を実現した取り組みは、国の公募事業での実証実験を経てサービス化されました。

農業:水田の水管理

課 題

  • 農業従事者の減少、高齢化という課題から作業負担を軽減し、生産性を高めたい
  • 特に大規模農家では管理している水田の数が多く、広大であるため、日々の水管理・調整に時間を要する
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効 果

  • 水管理における作業時間の削減
  • 水位や水温データの分析結果を次年度の営業計画に活かすことで、収量や品質の安定化に寄与

自治体・狩猟実施体:狩猟罠の動作検知

鳥獣被害対策として設置された罠に検知センサーを取り付け、捕獲時にクラウドに通知。自治体・実施体の見回りの負担軽減・作業効率の向上に貢献しました。
LTE圏外となる山間部でもLoRaWAN®を活用することで通信を可能にしました。

自治体・狩猟実施体:狩猟罠の動作検知

課 題

  • 鳥獣による人的被害や作物被害の対策として自治体や市町村が主体となり、狩猟者やJAなどと実施体を形成捕獲罠を配置している
  • 捕獲者の高齢化や減少によって巡回作業や餌の交換など時間・体力的負担が大きく、非効率的である
  • LTE圏外の設置場所もあり、そのような条件でも通信が可能な仕組みが必須
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効 果

  • 捕獲検知がされた罠だけを巡回することで、作業者の負担を軽減するとともに効率化を実現
  • 罠の設置場所がアプリケーションの地図に表示されるため、設置場所の管理・把握も容易に

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