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IIJは、クラウドという言葉が生まれる以前から、データセンターサービスやリソースオンデマンドサービスといった関連サービスを開発・提供してまいりました。2000年代後半に、クラウドが世の中の潮流になってきたことを受けて、クラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)」の提供を開始いたしました。
企業の基幹システムや業務システムへのクラウド移行は緩やかではありますが着実に進んでおり、IIJは需要拡大を取り込むべく、2015年11月より高処理性能のパブリッククラウドと高信頼性のプライベートクラウドを組み合わせて即時利用できる次世代クラウドサービス「IIJ GIOインフラストラクチャー P2」の提供を開始し、さらに次世代モデルとして2021年10月1日より「IIJ GIOインフラストラクチャーP2 Gen.2」へとアップグレードいたしました。
マイクロソフトやアマゾン等の他社が提供する複数のクラウドサービスをスムーズに連携したり、それらを組み合わせて統合的に運用したい等のマルチクラウドの要望も増しております。IIJはそれらを実現するマルチクラウドベンダーとしてのサービス開発・提供にも注力しており、2012年よりマルチクラウドの統合運用管理サービスである「IIJ統合運用管理サービス(UOM)」を提供しております。あわせて、他社のクラウドサービス設備とのプライベート接続を実現する「IIJクラウドエクスチェンジサービス」等も提供しております。
IIJは、今後もサービスラインナップ拡充と案件獲得に努め、クラウド市場の成長を的確に捕捉すべく事業展開してまいります。
IIJは、自社データセンターとして、2011年4月に島根県松江市の「松江データセンターパーク」を、2019年5月に千葉県白井市の「白井データセンターキャンパス」を開設いたしました。これらのデータセンターは、増加するクラウド需要に対応して順次増設が可能なモジュール型のデータセンターとなっており、事業拡大に応じてモジュールの収容スペースを拡張しております。
IIJの自社データセンターは省エネ・環境に配慮した設計となっております。松江データセンターパークでは、商用として国内初となる外気冷却コンテナユニットの採用し、大幅な省電力化とCO2排出量削減を実現しました。松江でのエネルギー効率化技術や運用経験を生かした白井データセンターキャンパスは「環境省平成30年度業務用施設等におけるネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)化・省CO2促進事業(次世代省CO2 型データセンター確立・普及促進事業)」に採択されております。
IIJの環境への取り組みの詳細はこちらをご覧ください。
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