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2014年の夏の甲子園は開始が雨で2日順延したため、8月11日(月)から途中8月23日の休養日を挟み、8月25日(月)までの14日間で開催されました(表-2)。例年、準決勝、決勝と試合が進むとクライアント数も増加する傾向にあります。2014年はどうだったのかを調べるために、まず日別、時間別のリクエスト数から試合期間中のアクセス数の変化を見てみます。
図-2に日別のアクセス数の変化を示します。棒グラフは1日ごとの総アクセス数を示しています。8月18日の前後で、1日ごとのアクセス数の傾向は違っています。8月18日より前は全体的にアクセス数は少なく、18日以降の5日間ではアクセス数はとても多くなっています。8月18日より前でアクセス数が少なくなっている理由として、8月13日から8月15日がお盆にあたり、多くの人が夏休みを取って家からテレビで中継を見ていたため、ストリーミング配信の利用が少なくなっていたことが考えられます。そしてお盆休み明けの8月18日以降のアクセス数の伸びは、平日のためにテレビで甲子園の中継を見られない人が、ストリーミング配信を利用して中継を見ていたからだと考えられます。
次に、図-3に時間別のアクセス数の変化を示します。図-2は1日ごとの総アクセス数ですが、図-3はこの1日ごとのアクセス数を1時間ごとに分けて集計したグラフになります。顕著なのは決勝戦当日のリクエスト数です。ピークトラフィックを記録したのは決勝戦の行われた8月25日ですが、同様に、時間別のリクエスト数でも決勝戦が行われた時間帯にピークを記録しています。25日は午後1時から決勝戦のみ1試合が行われていた訳ですが、決勝戦のリクエスト数が際立って多いことは、他の試合日の時間あたりのリクエスト数と比べて2倍以上となっていることからもよく分かります。
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