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Internet Infrastructure Review(IIR)Vol.32
2016年8月29日
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目次

3.8 ソフトウェア駆動型データセンターの今後

データセンターはインターネットサービスを安定して提供するために今や必要不可欠な設備であり、今後もその数や収容されるITサーバの規模は拡大していくと予想されます。そのため、より効率が良いデータセンターの追求はインターネットサービス事業者やクラウドサービス事業者にとって避けることのできない課題です。

本記事では、IIJ技術研究所におけるデータセンター関連研究のうち、研究の位置付けとコンセプトの検証を目的に設計・開発され運用が続けられているco-IZmoSDに関して説明しました。co-IZmoSDを用いた研究は、既にソフトウェア部分に焦点が移りつつあります。今後はデータセンター及びITシステムを一体として扱うソフトウェアによる高度化されたデータセンターを前提としたITシステムの設計や制御手法に関して研究を継続的に進めていきます。

宇夫 陽次朗

執筆者プロフィール

宇夫 陽次朗(うお ようじろう)

株式会社IIJイノベーションインスティテュート 技術研究所 主幹研究員。
ネットワーク基盤システム(分散システム、オペレーティングシステム、データセンターなど)を専門に研究を行っている。

3.技術トレンド

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