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IIJ.news Vol.172 October 2022
本特集の最後に、情報システム担当者のリアルな本音に触れることができる、IIJならではの2つのアクティビティを紹介する。
IIJ サービスプロダクト推進本部ビジネスデザイン室コミュニケーションデザインチーム シニアプログラムマネジャー
向平 友治
自社サービスのプロモーションに留まらず、お客様にとって最適な情報を提供する事を最優先に据えた、IIJとお客様間のコミュニケーションデザインの最適化を担当。
ここまでIIJのサービスに関連した「お客さまの声を聞く取り組み」について紹介してきました。本稿では少し毛色の異なる取り組みについても触れてみたいと思います。
私たち「サービスプロダクト推進本部 ビジネスデザイン室 コミュニケーションデザインチーム」では、IIJとの取引の有無を問わず、広く情報システム部門やDX担当者の皆さまの声を聞き、それらを「法人IT調査レポート」や「IIJ Interactive Meeting」などのWEBコンテンツにまとめています。
システム担当者のリアルな本音を聞き、その現状をシェアするこうした活動は、私たちサービス提供者が参考にさせていただくだけでなく、同じ業務に従事する皆さまにとっても、新たな気づきを得るキッカケや貴重な知見に接する機会になっています。
法人ITの動向や情報システム部門の実態に迫るアンケートをIIJが独自に実施し、その結果を「法人IT調査レポート」として公開しています。これまでに実施したアンケートには、情報システム部門の皆さまの苦労や頑張りを紹介した「情シス頑張ったことアンケート」や、DXへの取り組みをヒアリングした「DX推進に関するアンケート」などがあり、ほかにもコロナ対応に関する課題やセキュリティ対策関連など、多彩な切り口で法人ITに携わる皆さまの声を集めています。お寄せいただいた回答数は延べ5600にのぼり、9種類のレポートとしてWEBで公開しています。
少人数による座談会形式の「IIJ Interactive Meeting」では、情報システム関連業務に従事する方をお迎えし、実際の取り組みにもとづいた現場の声をうかがいながら、カジュアルな雰囲気でディスカッションを行なっています。
普段の業務において「自社の対応が正解なのか不安だ」と感じているご担当者さまも多くいらっしゃるようで、「IIJ Interactive Meeting」に参加することで、同じ業務に従事する他社の事例を確認でき、「社内では"一人情シス"なので、仲間がいる感じがして非常に心強い」や、「皆さんが悩んでいるポイントを聞けて勉強になった」といった感想が寄せられています。
こうした集まりにおいて自社との共通点や違いを知ることで、新たな課題に気づくヒントになったり、新たな施策や取り組みの参考になったり、自社の立ち位置を改めて確認するなど、さまざまなかたちでご活用いただいています。
時代や働き方の変化にともない、ビジネスにおけるIT活用はより高度化しており、企業のICT導入を推進する情報システム部門は、DX対応やセキュリティ対策など数多くのタスクに直面しています。さらに近年は、IT従事者の人材獲得競争が激しくなり、満足なリソースを確保できなかったり、企業によっては社内でのプレゼンス向上がむずかしい立場に置かれているケースもあると思います。
そうしたなかIIJでは、さまざまな環境下でITを取り巻く諸課題解決に立ち向かっている皆さまの日々の活動や組織運営をサポートしていけるよう、今後も"リアルな本音"をお届けする場を設けていきたいと考えています。(次項の最新レポート「情シス人材に関するアンケート」も、ぜひご覧ください)
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