インタビュー

日本の金融市場を支える「Raptor事業推進本部」を語る!(後編)

こんにちは!人事部採用担当の土屋です。
前回に引き続きRaptor事業推進本部にフォーカスを当ててご紹介していきたいと思います。今回は後編として働く環境、仕事のやりがい、IIJの特徴などなど、所属社員へのインタビューを皆さんにお届けします!前編と併せて、是非Raptor事業推進本部の理解を深めていただければ幸いです。

Raptor事業推進本部
本部長
松本 秀一(まつもと しゅういち)▶

1990年米卸売系システム会社に新卒入社。大手証券会社の基幹システム開発業務に携わる。アイアイジェイフィナンシャルシステムズ(※1)等へ転籍・統合を経て、FXシステム事業の立ち上げメンバーとなり、2010年にIIJ Raptorサービスをリリースする。2019年よりIIJ Raptorサービス主管部門の責任者として、事業拡大に尽力している。
※1 2010年にIIJと統合

◀R.T. 2016年 中途入社/部長

SIerにて金融系システムの開発やマネジメントなどを経験後、2016年に中途入社。Raptorサービスにて品質管理チームの立ち上げ後、開発案件のPMを担当する。今年度よりRaptorサービスの開発部門の責任者として、組織を統括している。登山やキャンプなどのアウトドアが趣味。

K.M. 2018年 新卒入社/課長代行▶

新卒入社後、Raptorサービスの開発チームに配属。暗号資産取引システムの開発などに携わる。現在は開発部門から企画チームへ異動し、プロダクトマネジメントや新規サービス企画、提案を担当。松本とともに事業の拡大を目指して活動中。散歩が好きで休日は30km歩くことも。

―――本部化に伴う変化

土屋:事業も、組織も継続的に拡大し今年からは本部になりました。実際に働く中でどのような変化を感じますか?

R.T.:私が入社した2016年は、まだ立ち上げ途中という雰囲気で、初期メンバーが組織の管理とサービスの構築をどっちもやっているような状況でした。当然、みなさん忙しく働いていて大変だったと思います。当時はSI事業を行う部署の一部門でしたが、社内でも尖った部署として認知されていましたね。体制はそこから数年かけて整備してきました。事業拡大に伴って人数は増えていて、新卒入社社員や中途入社社員、ビジネスパートナーの方が毎年数十人単位で参画していて、雰囲気はだいぶ変化したと思います。売上拡大にともなって社内外での評判も変わってきました。

松本:恐らく、メンバーからすると(業務として)やっていること自体はあまり変わらないのだと思います。ただ、本部の中の一部署ではなく、自分たちの組織が本部として数字を持っているということから、目標がより明確になりみんなで同じ方向を向いてがんばっているという感覚が強まっているように感じます。

土屋:組織が大きくなると縦割りになるのでは?という声も聞こえてきそうですが、いかがでしょうか。

K.M.:そんなことはないと思っています。案件の大型化が進んでも垣根なく取り組める良さは失われていないですね。Raptor事業推進本部の特徴でもありますが、モノづくり~運用・保守・開発とすべてが動いています。実際にメンバーを見ているとプログラマでもインフラのことを理解していますし、逆もしかりです。スキルも身に付けやすい環境だと思います。

―――Raptor事業推進本部で働く面白さとは?

K.M.:今まさに成長している組織で働けるというのは私自身すごく刺激になっていますね。10年前は一つの課だった組織が、今年は本部になるというこの成長実感はなかなか得難いものだと思っています。あとは技術的な観点でしょうか。

R.T.:はい、金融系のシステムを扱うとなると、レガシーな技術ばかりになってしまって、エンジニアとしての成長に不安を覚えてしまうという方が一定数いらっしゃると思います。IIJは最新技術を積極的に取り入れながらパッケージ化、またはインテグレーションしていくので、そのような観点では面白い会社であり組織だと思います。

松本:たしかに、面接でお話を伺う中でも「現職では商流の関係から自分のやりたいことができないので新たな環境に挑戦したい」という方がいらっしゃいますね。そのような方にとってもいい環境であるはずです。

R.T.:このような話をすると、自分のスキルで通用するのかと心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。ベースの技術の延長に新しい技術がありますし、そもそもアプリ・基盤から運用まで内製で持っているということからも必ず今のご自身の経験を活かせる領域もあるはずです。まずはIIJのアーキテクチャに触れるだけでも刺激になるのではないでしょうか。慣れてきたときに興味のある領域に挑戦してもらえたらと考えています。

―――IIJの特徴?

土屋:R.T.さんは中途入社ですが他社と比較してIIJの特徴はどのようなものがあるでしょうか?

R.T.:一番感じることはこの規模になった今でも会社がチャレンジしようとしている雰囲気ですね。IIJは常に物事が前に進んでいる感覚があります。物事の判断も早いですし、リスクを取ってでもやろう。という風土があるように感じています。

―――入社後のフォローについて

土屋:金融に特化した事業ゆえに特有の知識を学ぶ必要もあるのではないか、など立ち上がりに不安を覚える方もいらっしゃると思いますがいかがでしょうか?

K.M.:前提として金融業界特有の知識については、もちろんあることに越したことはないですが、必須ではありません。入社後はお客様や自身が活躍するフィールドを知る上でも身に付けていただきたいものの、採用選考に応募いただく段階でそこをハードルに感じていただく必要はないと考えています。入社後についても先ほど話があったように毎年数十人単位で、新規参画の方を受け入れていて、ここ数年でだいぶ受け入れ体制は強化していますので、安心いただきたいです。

土屋:なるほど!新たに迎え入れる方には具体的にどのようなフォローをしていますか?

K.M.:例えば着任後オリエンテーション期間として、自身の業務領域だけではなく、業界のこと、組織の働き方などを、知ってもらう期間を取っています。 技術スキルを高めたい方には、社内施策として主に新入社員向けに行っている「IIJ BootCamp」への参加をおすすめしていたりもします。あと任意ですが、ランチにお誘いする事が多いですね。神楽坂が近いので美味しいお店がたくさんあるんですよね。

―――最後にRaptor事業推進本部の今後と候補者の皆様へ一言お願いします!

松本:既存サービスの拡充はもちろんのこと、次期プラットフォーム基盤を活かして新たな金融領域への拡大を狙っていきたいと考えています。先にお話しした通りRaptorサービスは非常に好評いただいていますので、更にプレゼンスを高めていきたいです。また、Raptorサービスから得た知見、技術力を基にFX業界以外の金融機関へもアプリケーションやインフラを提供していきたいと考えており、これからもどんどん新たな挑戦を続けていきます。
そのためにも新たな仲間を迎えられればと思います。お待ちしております!

土屋:ありがとうございました!

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