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どの家庭でも、壊れてしまった生活の基盤を、ほぼゼロから立て直すことが最優先だった。戦後すぐに生まれた私の幼少期は、子供などにかまっていられない時代だった。
IIJ.news Vol.187 April 2025
その演説は、テレビなどのメディアを通じて見て、聞くだけ、同じ場に居て、ナマで見聞したわけではないので、トランプ大統領の声量がどの程度のものかは、推測の域を出ないのだが、なんだか、いつも必要以上に大きな声のような気がする。
IIJ.news Vol.186 February 2025
初めてコンピュータを眺めたのは、60年以上も昔、高校生になったばかりの頃だった。化学系企業の広い講堂のような空間に、日本ユニバックの汎用コンピュータが置かれていて、そこは静まり返った別空間だった。
IIJ.news Vol.185 December 2024
夜、仕事上の付き合いは増えるばかりである。夕方、ふと思いたって「飲みに行こうか」と、知人や社員に声をかけることもなくなったのだが、9月の半ばになっても、35度という異常な高温続きに呆れて、昔なじみの飲み屋に寄った。
IIJ.news Vol.184 October 2024
「若い頃は」とか「あの頃は」という言葉が、枕詞になるようになったら、現役を退く時期だと、何十年も昔から口癖にしてきた。
IIJ.news Vol.183 August 2024
若い頃は、ずいぶん年の離れた年長の方々と酒を飲むことが多かった。最近は逆になって、30歳以上も若い人と酒を飲んでいる。年齢の差は、気にならないと言えば、気にならないのだが、若い人にとって高齢者と飲む感覚というのは、どうなのだろう。
IIJ.news Vol.182 June 2024
4月1日は入社式。3月の半ばから冷たい気温が続いたが、3月31日、突然、28度を超す初夏のような暑さに驚いたのか、閉じたままだった桜の蕾が、翌4月1日、急に綻び始めた。
IIJ.news Vol.181 April 2024
いつものことながら、あっという間に正月が過ぎて、節分である。年の終わり、年の始めは、年に1度しかないのだから、その時を逃すと、自らの来し方・行く末を思いめぐらすこともないはず。
IIJ.news Vol.180 February 2024
梅雨時から、毎月、海外出張が続き、欧州・米国・アジアと、東京の間を行ったり来たりしていた。ロシア上空を飛べなくなって、欧州への飛行時間が3、4時間長くなった。
IIJ.news Vol.179 December 2023
50年以上も、経ってしまった。私にとっては大昔の話になるのだが、コンピュータの技術開発、その導入競争が未来を決める、そんなことが言われ始めた時代のことである。
IIJ.news Vol.178 October 2023
「本の読み過ぎですよ」。全て目の疲労からきていると。「1週間ほど、読書を中止したら、回復しますよ」。
IIJ.news Vol.177 August 2023
旅先から新幹線で東京駅に戻る。帰宅する道すがら、和菓子屋と花屋に寄り、柏餅と菖蒲を買う。部屋に戻り、お茶を入れ、ひとり、柏餅を食べ、風呂を沸かし、菖蒲湯に入る。
IIJ.news Vol.176 June 2023
私にとって、生きてきた記憶が鮮明に蘇るのは、冷たい大気の路地に沈丁花の香りが漂う「早春」である。
IIJ.news Vol.175 April 2023
1月の半ば過ぎから、厳しい冷え込みが続き、あっという間に豆まき、節分である。
IIJ.news Vol.174 February 2023
「昔は『電話』という通信サービスを使っていたのです」。
IIJ.news Vol.173 December 2022
「世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう」。
IIJ.news Vol.172 October 2022
言うまでもないが、ユーラシア大陸の西の端にある欧州から見れば、日本はファーイースト(極東)である。
IIJ.news Vol.171 August 2022
「干ばつ、凶作、火山噴火、津波は、文化の崩壊や人口減少をもたらし、場合によっては、暗黒時代を招く。
IIJ.news Vol.170 June 2022
最近は、季節の移り変わりを象徴する行事や儀式が次々と消えているが、新型コロナウイルス対策など、さまざまな規制を盾にその傾向がますます強くなっているようだ。
IIJ.news Vol.169 April 2022
長いこと、すっかり暖かい冬に慣れてしまったせいか、今年は冬らしく、凍てつくような寒さが身にしむ冬日が多く感じられる。
IIJ.news Vol.168 February 2022
昔は変なことが多かった。IIJの話である。なぜ変なことが日常だったのかと言えば、私をはじめ、創業期に集まったほとんどの社員が、当たり前の常識を欠いていたからである。
IIJ.news Vol.167 December 2021
10月1日、来年度から勤務が始まる新入社員の内定式があった。台風16号が伊豆諸島付近を進み、千葉県など太平洋沿岸の一部が暴風域になり、東京のオフィス街も朝から強い風雨に襲われた。
IIJ.news Vol.166 October 2021
テレビの報道番組の映像を見ても、真っ赤に染まった空は、地球の終末を予感させるような不気味な光景である。
IIJ.news Vol.165 August 2021
「どこでやろうと、同じはず」「それはそうだけど、それが違うのだなあ」景色が違うと、なかなかうまくいかない。それが昂じると、ある場所でないと、あることはできなくなる。
IIJ.news Vol.164 June 2021
新型コロナウイルスによる脅威は、変異ウイルスなどにより、波状攻撃のように感染者数を増加させているが、人類の活動がさまざまな面で制限されることで、地球の動植物や自然環境に対しては、顕著に良い結果が生まれていると、海外の研究者が発表している。
IIJ.news Vol.163 April 2021
IIJを創業し、すぐに一年半に及ぶ行政との長い議論が続き、やっとサービスを開始できるようになったのは1994年の春である…
IIJ.news vol.162 February 2021
お祝いをしようかと言ったら、もはや「人生七十古来稀」という時代でもないから、いいですよと、素っ気なく断られた。…
IIJ.news vol.161 December 2020
子供の頃から、学校が決めたルールに従わず、宿題をやってこないに始まって、生徒であれば当たり前になすべきことをせ…
IIJ.news vol.160 October 2020
言葉にすれば、少しばかり慰めになるかと言えば、そんなことはなく、暑さが相乗効果となって、体の芯から沸騰するよう…
IIJ.news vol.159 August 2020
6月になると、新入社員も配属先が決まり、それぞれの部署で勤務するようになる。「その前に、入社式ではないけれど、…
IIJ.news vol.158 June 2020
私が感じる予感など、およそぼんやりしたもので、ほとんどは単なる不安のまま、どこかに消えてしまうのだが、今年の正…
IIJ.news vol.157 April 2020
頼まれて、なにかとモノを書くことも多いのだが、書く中身は、おおよそいい加減である。思考の跡を示すはずの脳の働き…
IIJ.news vol.156 February 2020
師走になると、一年を振り返ったりするものだが、年を重ねすぎると、それもしなくなるようだ。というか、昔のことは、…
IIJ.news vol.155 December 2019
10月に入ると、「内定者懇親会」なる行事があるのだが、いつごろから始まったのか、記憶にない。かつては、「卒業した…
IIJ.news vol.154 October 2019
IIJを設立して以来、お盆休みをとったことがない。別にお盆休みを禁じているわけではなく、休みをとらないのは、私くら…
IIJ.news vol.153 August 2019
私にとって梅雨と言えば、紫陽花、蝸牛が思い浮かぶのだが、最近、蝸牛を目にすることがない。庭のない空中の集合住宅…
IIJ.news vol.152 June 2019
年齢を重ねると、記憶を辿ることで、辛うじて時の長さを感じるようになる。今年も桜が散って、ひとつの季節が過ぎ去っ…
IIJ.news vol.151 April 2019
今年は暖かい冬だと、地球の温暖化を心配していたら、立春を過ぎて、突然、凍えるような寒さである。2月の初め、シカ…
IIJ.news vol.150 February 2019
紅葉が散りかけて、晩秋の冷たい風が肌に触れると、師走の前触れを感じ、時の流れの早さに、改めて驚いたものだが、今…
IIJ.news vol.149 December 2018
旧暦で9月は「長月」、10月は「神無月」である。八百万の神々が出雲に集まり、他国では神々が不在になるので「神無月…
IIJ.news vol.148 October 2018
最近、「記録」という言葉で連想するのは、スポーツではなく、大雨、高温など、異常な気象現象になってしまったようだ…
IIJ.news vol.147 August 2018
「この歳になると、何年か先の話をされるたびに考えてしまう。その時は、もう何歳になっているのかなあ。健康ならいい…
IIJ.news vol.146 June 2018
いい年をして、夜明け前の午前3時には目覚め、珈琲を淹れて、机に座る。出勤までの時間、それが自分の時間である。社…
IIJ.news vol.145 April 2018
家を出て、一人暮らしを始めたのが、高校を卒業して間もない頃だから、随分と長いあいだ、庭のない生活をしていること…
IIJ.news vol.144 February 2018
IIJは、12月3日に創業25周年を迎えた。25年といえば、四半世紀になる。言われてみれば長い時間なのだが、あっという間…
IIJ.news vol.143 December 2017
今なら「すし詰め教室」というのだろうか。すし詰め教室という言葉も、すでに死語になっているようだ。戦後すぐに生ま…
IIJ.news vol.142 October 2017
新聞紙にくるまると、結構、温まるということを発見したのは、社会人になって2、3年目の頃だった。社会人になったの…
IIJ.news vol.141 August 2017
「過重労働は絶対にさせない。私生活を犠牲にするような働き方は強要しない」。今年は、こんな言葉を前面に出した企業…
IIJ.news vol.140 June 2017
今年は、いつになく春の訪れが遅いようだ。桜の蕾がほころび、すぐにもあらゆる景色が艶やかな桜の色に包まれそうにな…
IIJ.news vol.139 April 2017
道楽も極めないと、面白さがわからない。酒も李白のように溺れるほど飲んで、初めて酒を飲むことの本質がわかるのかど…
IIJ.news vol.138 February 2017
「過去は振り返らない」。給与もままならず、役所の理解も得られなかった、長くて暗い創業期の経験が記憶に残っていた…
IIJ.news vol.137 December 2016
秋の長雨とはいっても、秋の気配がたってから、今年は青空を見る機会がないほど、雨雲に覆われた日が続く。偶(たま)…
IIJ.news vol.136 October 2016
梅雨の時期、海外出張が続いた。日中でも鈍くひかりを失った梅雨空の庭に、濡れた紫陽花が鮮やかにひらいている光景を…
IIJ.news vol.135 August 2016
若い頃、10年ほど、生産技術や生産管理では最大のコンサルティング・ファームで働いていた。正業に就かず、コンピュー…
IIJ.news vol.134 June 2016
今年は、さくらが開き始める頃から、花冷え、花曇りが続き、青い空にさくらが浮かぶ鮮やかな景色を見ることがなかった…
IIJ.news vol.133 April 2016
季節を分ける節分になって、翌日は立春である。2月4日の立春を旧暦に換算すると、昨年末の12月26日である。旧暦の2…
IIJ.news vol.132 February 2016
師走になってしまった。年を重ねるごとに時の流れが加速して、一年が束の間のような気がする。晩秋にかけて、毎週のよ…
IIJ.news vol.131 December 2015
いつの間にか10月である。旧暦の10月の異称は「神無月」で、それが新暦になってもそのまま使われているのだが、その語…
IIJ.news vol.130 October 2015
午後の気温は36度超、慣れというのは恐いもので、誰も驚かなくなった。ほぼ、人間の体温と同じである。37度になれば、…
IIJ.news vol.129 August 2015
20年も経てば、どんな人間でも変わるに決まっている。もうすぐ配属が始まる新入社員だって20年後は40代になり、今は優…
IIJ.news vol.128 June 2015
艶やかなさくら色で、街を包み込んだ束の間の饗宴も終わってしまった。道楽と揶揄されながら11年目を迎えた「東京・春…
IIJ.news vol.127 April 2015
高校生の頃から、学校をさぼるという行為は日常化していたのだが、病に臥せったり、会社を休むといったことは、この歳…
IIJ.news vol.126 February 2015
夏が終わって、9月の半ばから海外出張が続き、すっかり時間の感覚を失ってしまったようで、つい先日、今年最後の海外…
IIJ.news vol.125 December 2014
「卓球台が出てきましたが、どうしましょう」引っ越しの折、倉庫の奥からバラバラにして立て掛けられていた卓球台が出…
IIJ.news vol.124 October 2014
8月に入って、湿気を帯びた酷暑が続き始めた。6月の末から7月の始めにかけて、中東から欧州を駆けずり回っていたら…
IIJ.news vol.123 August 2014
異常気象が続いて、すっかり季節感を失ってしまったのか、過密日程で時の流れを忘れてしまったのか、このところ雨が多…
IIJ.news vol.122 June 2014
冬の寒さが厳しく、春の訪れが遅れたせいか、今年は桜の開花が遅れ気味だった。新入社員の入社式があった4月1日も、…
IIJ.news vol.121 April 2014
春を告げる節分の翌日、午後遅くになって、灰色の雲から雪が舞いはじめる。束の間の雪だったけれど、瞬時、ビルの明か…
IIJ.news vol.120 February 2014
日々忙殺――20年を超えて、そんな過ごし方を続けていると、過ぎた時間の記憶がますます希薄になってしまうようだ。師…
IIJ.news vol.119 December 2013
東欧への旅から戻ると、国内出張、今はアメリカと、オフィスの席に座る時間もなく、なんとなく社内のことが心配になる…
IIJ.news vol.118 October 2013
早々と梅雨が明けて酷暑が続いたが、このところは、雨雲が垂れ込めて、気だるくなるほどの湿気が肌にまとわりつく日が…
IIJ.news vol.117 August 2013
エレベーターに乗るたびに、パソコンを脇に挟んだ社員と一緒になる。「会議ばかり増えて、仕事する時間あるの」と揶揄…
IIJ.news vol.116 June 2013
春の嵐ならぬ、春の暴風雨が週に一度は襲う。年ごとに、季節の移り変わりが、激しくなっているようだ。桜の蕾がふくら…
IIJ.news vol.115 April 2013
年が明けると、まず難題が待ち受ける。2月になると、難題に頭を抱えたまま決めないといけない。私にとっての難題とは…
IIJ.news vol.114 February 2013
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